ポラツクはベラルーシ北東部に位置し、自治体はヴィテブスク州である。
4方向に鉄路が伸びており全て非電化だ。
滞在中ポラツク近郊で4か所の撮影地に行った。
7月15日に3か所、7月16日に1か所である。今回は後者を紹介する。
Goryany 撮影地
Гараны (ロシア語)
2023年7月16日に行き、13時間も居た撮影地を紹介する。ここは終日貨物含め交通量がある。
地元民は滅多に通らないためチクりに怯える必要はない。
場所
今回赴いたのは、沼にかかる橋の前後で、良い感じでアッチコッチと動いていれば、ほぼ終日順光で撮影できる!
行き方
Polack – Vicebsk の都市バスを途中「Goryany」で降りて、あとは1kmくらい歩くと行ける。
Yandex Map上では通過扱いのバス停も、運転士に言えば確実に止まってくれるので、Goryany 村の1個手前のバス停が便利だ。
始発バスで付いた30分後くらいに1本目のRZDが来る。都合よすぎ。
RZD KGN発
80Ч カリーニングラード南 – サンクトペテルブルク 水,木,土,日運行 (Polack の発車日でありKGD発は各前日)
Kolomensky zavod 1992年製
ロシア発ロシア行の国際列車を撮影。夏だが6:35の光線はギリギリ。
ТЭП70は見た目にしては案外新しいのでまだ廃止にはならなそう?
この次に 705Б Polack – Mahiliou の新型DMUが来るが省略 (最後に掲載)
普通M62リーチカ
6633レ Polack – Viciebsk
2М62У-0270 ルハンツク 1990年製
ベラルーシ名物M62リーチカ!!
折角緑豊かな撮影地に来たのに、ここまでカツカツに撮ってしまったか悔やまれるが良いでしょう。
この次に逆向きのM62リーチカが来たが省略。(とある作例で木の影が無い写真があり、上のダイヤが変更されたものと思っていたが、実際は次の後追いのリーチカだったオチ。)
TE10貨物
続いて貨物もやってきた。
2ТЭ10МК-3135 ヴォロシーロフグラード 1988年製
カーブがひねりがあって良い感じだ。
この間逆向きのM62リーチカが来たが省略
新緑と青基調のリーチカは映りが良い!初夏らしく作例パクった甲斐があった。
2М62У-0261 ヴォロシロフグラード 1990年製
2ТЭ10МК-2895 ヴォロシロフグラード 1987年
2ТЭ10М-3551 ヴォロシロフグラード 27.07.1989
TE10の天国ですねこの路線は…
M62リーチカ 制御電車側
6636レ Vicebsk – Polack 1453頃通過
M62リーチカのER2を使用した客車側。僕としてはER2はパンタ、架線もついて大正義。ないと違和感あって、余りかっこいいとは思えない。M62先頭の方が良いと思う。
と撮影直後は思ったけどブログ書いてる時はVに見えて来た。ソ連鉄道は何でもVなのだ(ブレインウォッシング)
M62リーチカの顔は4種類あり、
- M62機関車
- ER2
- DR1 丸い顔
- DR1 格顔
であり、当撮影地はM62+ER2のみである。
DR1顔が撮りたい場合 Mogilevで走っている。
撮影地の旧橋
ここは線路がうねっている。橋が新線付け替えのためにできたカーブであり、沼には古い橋台が残っている。
古い橋だった頃は一直線だった。
2895号機。3つ前撮ったのが折り返してきた。
1つ前のリーチカが去ってから3時間も待った。その甲斐はあった。
待っている間暇すぎて、橋の下にある池に飛び込んでみた。水は汚くないと思うけど土がドブのような土で足がグチャグチャになるので辞めた方が良いと思う。足がドブの匂いになった。
おまけ
DP3-002 PESA Bydgoszcz SA 2014年
本撮影地2本目で撮ったもの。
ポーランドで乗れそうだと思っていたら本当にポーランド製だった。
今でこそ思い出せないが2010年代は割と仲良くやれそうじゃね?という感じだったんですね。
この路線でハズレはこの個体くらいです。
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